Vol.73
2012年2月19日号
Theme:サンティアゴの道:スペイン編
Vol.74
2012年2月26日号
Vol.72
2012年2月12日号
巡礼路の古都に聳える尖塔
スペインの首都マドリードから北へ約220km、アルランソン川のほとりに広がるブルゴスは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の重要な中継地である。かつてはレコンキスタの軍事拠点として、その後カスティーリャ王国の都として500年にわたって栄えた中世の城下町だ。レコンキスタとは、キリスト教国がイスラーム勢力との争いにおいて、国土であるイベリア半島を奪還するための運動の総称である。
城壁に守られた街へ入る主門は、14世紀に建造されたサンタマリア門。大きく美しく中世の趣たっぷりである。街の中央に聳えるのはブルゴス大聖堂だ。13世紀から300年の歳月をかけて完成をみたスペインゴシック様式の最高傑作である。その偉容を誇る外観は圧倒的!高さも見上げる首が痛くなるほど…。しかし、驚くのはスケールばかりではない。たとえば、イタリア・ルネッサンスを手本にした手摺の彫刻が素晴らしい黄金の階段、さらに20以上もある礼拝堂、バラ窓、クーポラなど至る所に目を奪う豪華な装飾が施されているのだ。



スペイン
文化遺産/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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