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Theme:お伽の国に迷い込んで
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城塞都市カルカッソンヌ
中世にタイムトリップ
ヨーロッパで城塞都市は珍しくないが、なかでもカルカッソンヌは規模の大きさと歴史の重みを強く感じた。外からの眺めも広大だが、内部を歩くと肌で実感する。オード川の土手の頂に最初の要塞が作られたのは紀元前3世紀にさかのぼり、ローマ時代から交通の要衝としてさまざまな民族が占拠し、拡張や改築を繰り返してきたのだから、それも当然の感想か。
城や教会、とんがり帽子を被った塔が聳える石造りの中世の町を、頑丈な城壁が取り囲む。そこだけ別の時間が流れている感覚に陥り、気がつけば中世にタイムトリップ。教会で静かに祈りを捧げる親子の姿もなぜか遠い時代の1コマのよう…。
ところで、世界遺産巡りの旅をして、訪れた遺産の数が増えるのを楽しみに思う人もいるだろう。そんな人にはカルカッソンヌをおすすめしたい。この地を流れるミディ運河はフランス中部のトゥールーズから地中海沿岸の街セートを結ぶ全長240キロほどの運河だが、流域全部が世界遺産だ。つまり、ここは世界遺産を2カ所いっぺんに回れる、お得な?場所なのである。




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フランス共和国
文化遺産/歴史的城塞都市カルカッソンヌ

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