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Vol.33
2011年5月15日号
Theme:お伽の国に迷い込んで
Vol.34
2011年5月22日号
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2011年5月8日号
夕暮れのモン-サン-ミシェル
空と海と修道院の奇跡
8世紀頃、ノルマンディー地方の西、湾に突き出た岩の上に建設され、干潮時には地続きだが、潮が満ちると海の孤島となるモン-サン-ミシェル。刻々と変化する空と海は、この修道院のドラマチックな舞台だ。時間とともに移り変わるさまざまな表情、それは実に素晴らしい。夕景や青空をバックにしても、俯瞰でも、遠くのどかな牧草地から眺望しても、常に神秘的な魅力に溢れ、奇跡的とさえ思う。フランスで最も美しい修道院と呼ばれるにふさわしい。
この地を何度も訪れている私だが、たいてい空のご機嫌が悪い。重くたれこめた雲を見上げてため息をつき、とりあえず名物の特大オムレツでお腹を満たす。そして、神に祈るのが恒例だ。「どうか素晴らしい空を私に与えてください」と。日頃は無信心にもかかわらず…(笑)。すると奇跡が!ありがたいことに雲ひとつない快晴になるのである。空撮の写真は、モン・サン・ミシェルから90km離れたレンヌ空港でセスナをチャーターして撮影した。このときもやはり天候が読めず、2度目のフライトで漸く撮れたものである。



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フランス共和国
文化遺産/モン-サン-ミシェルとその湾

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