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Vol.17
2011年1月23日号
Theme:悠久の時を見つめて
Vol.18
2011年1月30日号
Vol.16
2011年1月16日号
悠久の眼差し/TONGARIKIのモアイ
ユーモラスで寂しげなモアイの謎
イースター島には1週間滞在した。ゆっくり流れる時間の中で、毎日、あちらこちらのモアイを巡り、静かにモアイと対峙した。モアイ像は12世紀に作られ始め、14世紀頃が最も盛んに作られたといわれている。ラノ・ララクはモアイを作るための石切場で、現在でも地上に見えるものだけで300体、地中に埋まっているものを含めると400体が残っている。破壊されたものが多いのは、これを作った長耳族と、12世紀頃島に移住してきた短耳族が対立し、争いの結果、短耳族が権力を握ったため。モアイ像は長耳族の象徴であったからことごとく壊されたのだという。
伊豆大島くらいの小さな島、イースター。モアイは素朴でユーモラスな一方、ミステリアスな魅力を合わせ持ち、私たちをひきつける。そもそもモアイは何か?祭祀の場所?墓碑?まだ定説はない。
遥か彼方を見つめるようなモアイの表情には、一種の寂寥感も漂うように思われた。星降る夜、耳を澄ますと、昔を懐かしむモアイ像たちの話し声が聞こえてくるようだ。




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チリ共和国
文化遺産/ラパ・ヌイ国立公園

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