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Vol.39
2011年6月26日号
Theme:悲しみの遺産
Vol.40
2011年7月3日号
Vol.38
2011年6月19日号
メイン・ゲート/アウシュヴィッツ強制収容所
人類の記憶に刻む、死のゲートの向こう
第2次世界大戦中、ナチスドイツが占領地のポーランドで接収したポーランド軍兵舎を改築・増築し、強制収容所としたのがアウシュヴィッツとビルケナウである。彼らの人種差別的抑圧政策により、この地で大量虐殺の犠牲となった人は約150万人と推測されているが、数10万〜数100万までさまざま異論がある。その大半がユダヤ人であったという。終戦後、ポーランド政府がナチスの凶行を証明するモニュメントとして保存を決定。1979年、再びこのような過ちが起こらないようにとの願いを込め、この恐るべき物件を維持することが世界平和に貢献するとして「負の世界遺産」に認定された。ちなみに、最も多く訪問するのはドイツ人で、保存の費用を一番多く拠出しているのもドイツ人であるという。
施設を巡り、知識として知っていたことを目の当たりにすると、信じ難いほどに残酷、凄惨である。そして、この狂気の歴史が決して遠いものではないことを実感し、人類が思想や信念・宗教を超えて、共通して持つべき普遍的価値の真の意味を思う。



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ポーランド共和国
文化遺産/アウシュヴィッツ-ビルケナウ ナチスドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)

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