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Vol.09
2010年11月28日号
Theme:天空の祈り
Vol.10
2010年12月5日号
Vol.08
2010年11月21日号
水面に映るポタラ宮
チベット仏教の聖地で、空高く映える宮殿
標高3650mの高地にあるラサ市。成都からフライトで入った初日は軽い山酔いを覚えた。こういう場合は酸欠状態になっているため、大きく深呼吸を繰り返すのが有効だ。身体は徐々に環境に順応し、翌日から快調に撮影できた。いろいろな高地で経験を積んだおかげで慣れたものである。ここはチベット仏教の聖地。北西に位置するマルポリ(紅山)の頂上に建つポタラ宮は、「垂直のベルサイユ」と称され、山の南斜面の地形に沿って建物が山頂まで続いている。17世紀半ばにダライ・ラマ5世によって築かれ、完成までに50年の歳月を要したチベット最大の建造物。宮殿は宗教儀式を行う紅宮と、ダライ・ラマの住居及び政務を執るための白宮からなっている。大昭寺(ジョカン寺)は、生涯に一度は行きたいと夢見る巡礼地だ。ちなみに、115mの高さをもつポタラ宮の屋上はちょうど富士山の標高と同じぐらいになる。つまりここに暮らす人々、祈りを捧げる人々は、日本でいえば富士山の山頂付近で日々生活していることになる。人間の順応力は素晴らしい!



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中華人民共和国
文化遺産/ラサのポタラ宮歴史地区

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