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Theme:お伽の国に迷い込んで
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エカテリーナ宮殿
王と王妃が見た夢は?
首都モスクワより北西へ約650km、ネヴァ川河口に位置するサンクト・ペテルブルグは、「北のヴェネツィア」と称されるロシア随一の水の都。ピョートル大帝治世の時代から1918年までの200年間、首都として政治・経済・芸術の中心だったため、贅を尽くし、趣向を凝らしてつくり上げた美術品のような建築物が数多い。エカテリーナ宮殿は、1756年、ピョートル大帝によってその名の通り皇妃エカテリーナ1世のために建てられた。ロシア・バロック様式の代表的建造物であり、青い外壁に白い円柱が印象的だ。女帝エカテリーナ2世が毎年5月から8月までの間ここで過ごしたため、「夏の離宮」と呼ばれる。歴代の皇帝が住んだ宮殿「冬宮」を中心に3つの離宮と劇場からなるエルミタージュ美術館は、バロック様式のきらびやかな装飾に目を奪われる。繊細な美しさと同時に大胆なスケール感は圧倒的である。
それにしても、このような居城に暮らし、すべてを手にしたかと思える王と王妃は、いったいどんな夢を見たのだろうか。私には想像もつかないが…。



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ロシア連邦
文化遺産/サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群

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