Vol.50
2011年9月11日号
Theme:広場は歴史の舞台
Vol.51
2011年9月18日号
Vol.49
2011年9月4日号
ローマ時代から刻んだ歴史
フィレンツェのシニョーリア広場。ここはローマ都市だった頃から広場として存在し、周囲にはローマ劇場、公衆浴場、市場などがあったというから驚きである。時代は飛んで14世紀の始め、広場に隣接しているヴェッキオ宮殿がフィレンツェの政庁舎として建築され、広場も舗装になるなど整備された。1497年、贅沢や退廃を攻撃しメディチ家を追放して神権政治を行った、ドメニコ会の修道士ジロラモ・サヴォナローラが、「虚栄の焼却」と称して本や贅沢品をこの広場で燃やした。ところが、ローマ教皇をも批判したため破門されたジロラモ・サヴォナローラが、その翌年の5月23日、火刑に処されてしまったのだがその場所もここだったのである。残酷で皮肉な運命の巡り合わせだ。
いま、広場と屋外彫刻廊ロッジア・デイ・ランツィには、多くの彫刻がある。ネプチューンの泉は海軍設立を記念して16世紀後期に制作された。広場の隣のウフィッツィ美術館には、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリなど世界に名だたる名画が納められている。



イタリア共和国
文化遺産/フィレンツェ歴史地区

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