Vol.51
2011年9月18日号
Theme:広場は歴史の舞台
Vol.52
2011年9月25日号
Vol.50
2011年9月11日号
ここは世界のヘソ
太陽を崇拝し、繁栄を極めたインカ帝国。その都はケチュア語(インカの公用語)で「ヘソ」の意のクスコと呼ばれ、世界の中心と考えられた。立ち並ぶ神殿や宮殿は太陽を象徴する黄金で輝いていたという。皮肉にも、その黄金をスペイン人に狙われて侵略を受け、1533年に滅亡した。街並は破壊されたがインカの石組みは残され、その上に建てられたスペイン風のコロニアル建築と不思議に融和し、独特の雰囲気を見せている。石組みといえば、12角形に切られ、隣の石と実に精巧に組み合わされた貴重な場所が残っている。
市の中心部のアルマス広場は、周囲に大統領府、市役所、カテドラル(聖堂)などがあり、インカ時代も町の中心地だった。当時は王族や諸部族の首長を集めて大祭を行ったのだ。はるかな時を超えて、ここはクスコの人々の憩いの場であり、現代の観光客にとってはクスコ観光の拠点である。特に夜景はみごとで、黄金時代を彷彿させる。
治安が悪いと思われがちだが、人々は真面目で親切。いつかまた必ず訪れたい国のひとつである。



ペルー共和国
文化遺産/クスコ市街

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