Vol.53
2011年10月2日号
Theme:広場は歴史の舞台
Vol.54
2011年10月9日号
Vol.52
2011年9月25日号
世界で最も美しいと讃えられる広場
ベルギーの首都ブリュッセルにあるグラン-プラスは、かつて、ヴィクトル・ユゴーが「最も美しい広場」と呼び、ジャン・コクトーが「絢爛たる劇場」と賞賛した。ゴシック様式の市庁舎、現在は市立博物館である王の家、金箔の光り輝くバロック様式のギルドハウス群がとり囲むこの広場に立つと、偉人たちの賛美の言葉が大袈裟でないことを実感する。
シーズンごとに変わる公園の装いも魅力的だ。春から夏は花市で賑わう。ヨーロッパでは家に花を飾ることが習慣といってもよく、仕事帰りに花を買って家路を急ぐ男性の姿も珍しくない。そして、目も眩むような幻想的な空間が出現するのが12月。巨大なツリーが飾られ、イルミネーションがきらめき、チョコレートやワッフルなどの食べ物や、クリスマスグッズのマーケットが立ち並ぶ。近隣の国からも大勢の買い物客が訪れ、クリスマスシーズンを楽しむ人の波は遅くまで続く。ちなみに、グラン-プラスのすぐ裏にあるブーシェ通りにはシーフードレストランがひしめく。ここで食べる生牡蠣は私の楽しみのひとつだ。



ベルギー王国
文化遺産/ブリュッセルのグラン-プラス

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