Vol.76
2012年3月11日号
Theme:サンティアゴの道:スペイン編
Vol.77
2012年3月18日号
Vol.75
2012年3月4日号
栄光の門が迎える終着地
巡礼路の終着地サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教3大巡礼地の1つ。始まりは、キリストの12使徒の1人、聖ヤコブ(スペイン語名サンティアゴ)のものとされる墓が発見されたこと。その地に聖堂が建てられ、10世紀末、イスラーム教徒に破壊されたが12世紀にかけて再建。大聖堂として増改築が繰り返され、ロマネスクからゴシック様式の移行期における傑作「栄光の門」やスペインバロック様式の主祭壇などが造られた。聖ヤコブ信仰の広まりとともにヨーロッパ唯一の聖ヤコブ霊廟として巡礼者は増え続け、街も発展を遂げた。現在も年間約10万人がフランスからピレネー山脈を越えてゆく。
巡礼はバスや自動車を利用してもよいが、「巡礼証明書(コンポステーラ)」をもらうためには到着する前の最後の100km以上を歩かなければいけない。辿り着いた巡礼者は入り口の「栄光の門」に向かう。そこには、無数の巡礼者がもたれるようにして祈りを捧げた柱がある。見ると、手の形に窪み、信仰の歴史と力を感じさせる。



スペイン
文化遺産/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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