Vol.65
2011年12月25日号
Theme:サンティアゴの道:フランス編
Vol.66
2012年1月1日号
Vol.64
2011年12月18日号
ゴッホが愛した町もある、トゥールーズの道
南フランス・プロヴァンス地方のアルルには、柱の並ぶ回廊が有名なサン・トロフィーム教会がある。7世紀からここにあった聖堂を12世紀半ばにロマネスク様式の教会に建て替え、聖トロフィムス(3世紀頃のアルルの聖人)の聖遺物(遺体)を他から移して安置したのが始まり。聖パウロ、聖トロフィムスの彫像やキリスト復活の場面など見事な彫刻が施された回廊の円柱は見応えがあり、建物は北のロマネスク美術が南で花開いたと賞賛される。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう最も南側の巡礼路・トゥールーズの道にあり、かつては多くの巡礼者も訪れた。
また、南フランスの明るい太陽に惹かれたゴッホが晩年を過ごした町でもある。1年余の滞在期間に200点以上の作品を制作した。後に代表作となった「跳ね橋」は復元され、「夜のカフェ・テラス」に描かれたカフェは「カフェ・ヴァンゴッホ」という名前で今も営業中。絵画に描かれた風景をアルル近郊のあちこちで目にすることができ、今はゴッホを愛する多くの人々も訪れる。



フランス共和国
文化遺産/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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