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Vol.01
2010年10月1日号
Theme:天空の祈り
Vol.02
2010年10月10日号
チョルテンとタムセルク峰
世界の屋根で祈るシェルパ族
標高8848m、世界最高峰のエベレストはチベット名「チョモランマ」、ネパールでは「サガルマータ」と呼ばれる。その名を冠した国立公園はネパールの首都カトマンズの北東、ヒマラヤ山脈に広がっている。青い天を刺すように連なる8000m級の山々。おそらく実際に目の前にすると誰もが無条件に感動するだろう。万年雪に覆われ変化に富む氷河地形、山腹にたなびく雲海、紺碧の星空…。すべてが "世界の屋根" を実感させ、自然の計り知れないスケールに絶句する。
この地一帯に暮らすシェルパ族の名は、いまや登山ガイドの総称となった。彼らは敬虔なチベット仏教徒である。古くからの町ナムチェバザールをはじめ、登山道(彼らにとっては生活道路)のあちらこちらで、僧院やチョルテンという仏塔、経を刻んだマニ石を目にする。マニ石は時計回りに巡る決まりがあり、私もそれに倣ってひと回りしてみた。なんだかそれだけでありがたい気分になる。壮大な自然は、人をおのずと敬虔な気持ちにさせる。



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ネパール
自然遺産/サガルマータ国立公園

Vol.02
2010年10月10日号