Vol.68
2012年1月15日号
Theme:サンティアゴの道:フランス編
Vol.69
2012年1月22日号
Vol.67
2012年1月8日号
最も多くの巡礼者たちが通った、トゥールの道
フランスのガロンヌ川沿いに発展したボルドーは、世界的に名高いワインの産地。ワインのもたらした莫大な富は街を築き、重厚な建造物を幾つも残した。その代表のサン・タンドレ大聖堂は、1096年にウルバヌス2世によって献堂された。残念ながら初期の建造物は一部の壁しか残っていないが、75mの尖塔がそびえるゴシック様式の教会はボルドーの守護神として親しまれている。フランスでは、ティンパヌム(仏語読みでタンパンといい、建物入口上にある半円形や三角形の装飾的な壁面部分)に宗教的情景が描かれる場合が多い。ファサードの「王の門」のティンパヌムも「最後の審判」が描かれ、13世紀につくられたゴシック彫刻の傑作といわれている。15〜16世紀に建てられたゴシック様式のサン・ミシェル大聖堂は、114mの高さがある鐘楼がひときわ目を引く。
日曜のミサ、信者が大聖堂を埋める風景はおそらく変わらない。サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者が列をなしてこの巡礼路トゥールの道を歩き、この大聖堂に立ち寄っただろう。



フランス共和国
文化遺産/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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