Vol.62
2011年12月4日号
Theme:世界のクリスマス
Vol.63
2011年12月11日号
Vol.61
2011年11月27日号
童話の街のアドヴェントシーズン
グリム童話「ブレーメンの音楽隊」で知られる古都、ブレーメン。かつて自由ハンザ同盟の商号をもち、商業で繁栄してきた活気ある街だ。
ヨーロッパでは、12月に入るとイエス・キリストの誕生を祝うための準備期間であるアドヴェントが始まり、街はクリスマス一色となる。ここでは、マルクト広場がその中心で日暮れとともに電飾が灯され、クリスマスマーケットの屋台が市庁舎の周りをぐるりと囲む。屋台をのぞくと、クリスマス用のオーナメントやキャンドル、プレゼント用のおもちゃを売る店などが並びとても賑やかだ。歩いていると、ドイツ名物のソーセージを焼くにおいが空腹を刺激する。私はホットドッグを注文し、冷え込む夜に欠かせない温かなグリューワイン(ホットワイン)で体を温めた。いきなりドイツ民謡らしき歌声が響いたので見ると、ほろ酔いの男たちが数人肩を組んで歌っていた。知らない者同士が酔いも手伝って意気投合したらしい。そんなシーンも展開しながら、クリスマスショッピングを楽しむ人の波は夜遅くまで続くのである。



ドイツ連邦共和国
文化遺産/ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

Vol.63
2011年12月11日号
Vol.61
2011年11月27日号