Vol.47
2011年8月21日号
Theme:広場は歴史の舞台
Vol.48
2011年8月28日号
Vol.46
2011年8月14日号
革命から調和の広場へ
今回のテーマ「広場は歴史の舞台」に、これほどふさわしい場所はないかもしれない。
フランス・パリの中心部、シャンゼリゼ通りの出発点であるコンコルド広場。18世紀半ばに造られた当時は「ルイ15世広場」と呼ばれていた。というのは、ルイ15世の騎馬像が設置されていたためである。しかし、フランス革命の勃発とともに、騎馬像は取り払われた。名前も「革命広場」に改められ、風雲急を告げる歴史的な出来事が繰り広げられる。いまは想像もできないが、1793年には、ルイ16世とマリーアントワネットを含め、1343人もがここで処刑された。
そして、1795年、「コンコルド広場」という名前で呼ばれ始め、公式名になったのは1830年のこと。コンコルドとは、調和という意味だ。激動の歴史の舞台となり、これからは世界が調和で包まれるように。そんな願いがこめられているのだろうと、あらためて思いながら、この日、私はコンコルド広場に隣接するチュイルリー公園を歩き、ルーブル美術館へと向かった。



フランス共和国
文化遺産/パリのセーヌ河岸

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