Vol.74
2012年2月26日号
Theme:サンティアゴの道:スペイン編
Vol.75
2012年3月4日号
Vol.73
2012年2月19日号
ガウディのメルヘン城
ブルゴスから聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し西へ向かうと、古代ローマの時代から交通の要衝として栄えた宿場町アストルガがある。ここで最も興味を惹かれたのは司教館。一見ディズニーアニメの城のようなメルヘン風の外観だが、実はガウディの設計である。
1889年、カタルーニャ出身のグラウ司教が同郷のガウディに依頼して着工。しかし、1993年に司教が他界するとガウディは手を引いてしまう。後任の司教はガウディの設計を認めなかったようで別の建築家が引き継いだが、どうやらガウディの設計図には忠実でなかったらしい。確かに、ガウディらしい独創性とそうではない部分とがミックスされた印象がある。しかし、ガウディは、その土地の雰囲気に合った建物を設計するべきという言葉を残しているので真相は不明。はっきりしているのは、居住施設として設計されたものの歴代司教は誰もここに住まなかったということ。現在は巡礼路沿いの町らしく、巡礼博物館となっている。



スペイン
文化遺産/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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