Vol.70
2012年1月29日号
Theme:黒い肌の聖人〜エチオピア
Vol.71
2012年2月5日号
Vol.69
2012年1月22日号
異彩を放つフレスコ画や建築物
17世紀前半から約150年間、エチオピア帝国の首都として繁栄した都市ゴンダール。エチオピア北西部に広がる標高2000mの高地一帯には、キリスト教の44の聖堂が残る。豊かな内部装飾で知られるダブラ・ブラハン・セラシエ教会に入ると、天使や聖人のフレスコ画が圧倒的な存在感で迫ってきた。ヨーロッパの宗教画とは違う独特のタッチ。色調も鮮やかなオレンジが強い印象を放つ。
ファジル・ゲビは、エチオピア皇帝ファシラダス帝がアクスムから遷都し築いた要塞都市だ。高さ900mの城壁に囲まれたなかに、キリスト教を信仰した歴代皇帝が建てた石造りの住まい等建築物が点在する。ラス・ミカエル宮殿をはじめとする王宮群や図書館、教会、修道院などで、ゴンダール様式と呼ばれる建築物が多い。これは、インドやアラブ建築に、イエズス会の宣教師によって持ち込まれたバロック建築がミックスされて生み出された独自のゴンダール様式という建築法。建物の外観に、やはりヨーロッパの雰囲気が漂う。



エチオピア連邦民主共和国
文化遺産/ファジル・ゲビ、ゴンダール地域

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