週刊 世界遺産×地球への讃歌 - 自然保護の聖地 ヨセミテバレー[アメリカ合衆国]

vol.10
2013年7月7日

自然保護の聖地 ヨセミテバレー

[アメリカ合衆国]

vol.11
2013年7月14日
vol.9
2013年6月30日

自然の奥深さを堪能できる
アメリカを代表する自然公園

■世界遺産登録名/ヨセミテ国立公園
 エデンの園を追われたことさえ、取るに足らないことのように思われる――そういってヨセミテをたたえたのは、ヨセミテ国立公園設立の立役者で、米国で環境保護の父と呼ばれたジョン・ミューア。その言葉もあながち大げさではないだろう。シェラネバダ山脈に広がる雄大な自然公園は、自然の尊厳に触れ、奥深さに近づける美しく印象的なポイントを数多く抱えていて、世界中の人びとを虜にして離さない。
 息を呑むような大渓谷、朝夕の陽射しに映えるハーフドーム、ロッククライマーが張りついている世界最大級の一枚岩エル・キャピタン、大きな落差をもつ何本もの滝……。ほかにも、森の奥にひっそりとたたずむ美しい湖や樹齢二千年を越える巨大セコイアの群棲地まで、見どころを数えあげればきりがない。
 パークレンジャーと呼ばれる専門スタッフによる質の高い解説プログラムも開催されているし、ハイキングトレイルも充実している(ジョン・ミューアの名前を冠したトレイルも公園内を抜けている。世界中のハイカーの憧れの道だ)。自分の足で大自然の息吹を肌で感じることが、ヨセミテを堪能する最良の方法だろう。
富井義夫



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