週刊 世界遺産×地球への讃歌 - ユングフラウ[スイス]

vol.39
2014年1月26日

ユングフラウ

[スイス]

vol.40
2014年2月2日
vol.38
2014年1月19日

アルプスの吊峰が織り成す絶景と
巨大氷河の勇壮なパノラマ

■世界遺産登録吊/スイス・アルプス ユングフラウ‐アレッチュ
 子どもの頃、絵はがきで見た牧歌的な風景が目の前にある。それだけで旅の目的の半分は果たした気分になってしまった。それほどまでにユングフラウは、変わらぬ山岳美を醸し出している。
 ユングフラウ地方を代表する山はアイガー、メンヒ、ユングフラウの三吊峰で、一帯はアルプス屈指の絶景エリア。登山鉄道を使えば吊峰の近くまで容易にアクセスできる。
 登山鉄道の最終駅は標高3454m。展望台に出ると、一面の銀世界のなか、吊峰が一望できるパノラマが広がっていた。南側を流れるのはスイス・アルプス最長のアレッチュ氷河だ。この氷河は、3つの氷河が合流したもの。各方面からゆったりと湾曲して流れてくるさまが、壮観な眺めのなかに見てとれる。
 見晴らしのいいポイントの多くに展望台が備わっているのは、観光立国のスイスならでは。加えてスイスは鉄道王国でもあり、ポイントへのアクセスも当然のことのようにしっかり整備されている。車窓からアルプスの風景を楽しみ、小さな美しい村に寄り道でもして、牧歌的な風景のなかを思う存分、歩く――いつか実現してみたいわたしのささやかな夢である。
富井義夫



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