vol.14
2012年7月1日

ウィーン歴史地区のクリスマス

[オーストリア]

vol.15
2012年7月8日
vol.13
2012年6月24日
マーケットの賑わいとともに迎える
ウィーン流クリスマス
■世界遺産登録名/ウィーン歴史地区
 ウィーンは神聖ローマ帝国の帝都として繁栄の極みをつくした都市。歴史的建造物には事欠かないが、この街がいちばん美しく見えるのはやはりクリスマスの季節だろう。
 クリスマスを迎える準備期間であるアドヴェント(待降節)は11月中旬に始まる。この時期、広場や通りで毎日開かれているクリスマスマーケットは、大勢の人でにぎわう冬の風物詩だ。
 夕刻、1873年創業の老舗カフェ・ラントマンでひと休みしてから、最大規模といわれる市庁舎前のマーケットに足を運んでみた。
 すでに陽は落ちて、広場の巨大なアドヴェント・クランツ(ツリーにつける飾り)に灯りがともされていた。クリスマス用品を扱う店などが軒を連ねる屋台からは、香ばしい焼き栗やソーセージを焼くにおいも漂ってくる。冷え込んできたので温めた果実酒を売る店にも人だかりができていた。ウィーンの街はこうしてマーケットの盛り上がりとともにクリスマスの日を迎えるのである。
 翌日のクリスマスイブにシュテファン寺院を訪れると、荘厳なクリスマスミサの最中だった。敬虔な祈りの雰囲気に包まれて、わたしも心の中でそっとつぶやいた……メリークリスマス!




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