vol.6
2012年5月6日

コルドバ歴史地区

[スペイン]

vol.7
2012年5月13日
vol.5
2012年4月29日
800本もの円柱が林立する姿は圧巻
教会としても機能する稀有なモスク
■世界遺産登録名/コルドバ歴史地区
 紀元前二世紀には、すでに古代ローマの都として繁栄していたというコルドバの街。711年にイスラム教国になると、500年近くにわたってイスラム文化の華がひらいた。その栄華を象徴するのがメスキータ(スペイン語で「モスク」の意味)である。
 アーチ形はイスラム建築の重要な要素だが、これを支えるメスキータの円柱は、現存するものだけで800本を超える。1236年のレコンキスタでキリスト教徒に征服された建物には、豪華な装飾が施されたキリスト教会も造られている。つまり、モスクと教会の両方の要素を併せ持つ稀な存在なのだが、わたしたちが惹かれるのはやはり「円柱の森」と賞讃されるイスラムのモスクだ。
 仕事柄、「今まで行ったところで、どこがよかったですか」とよく聞かれるが、コルドバのあるアンダルシア地方は、間違いなくそのひとつ。カトリックの国スペインでありながらイスラム文化の薫りを色濃く残す魅力的な街が点在し、気温は高くても湿気が少なくて、とても過ごしやすい。フラメンコや地中海の明るい太陽など、スペインの魅力の大半もこの地域に集中している。機会があれば一度、訪ねてみてほしい、わたしのお薦めの土地だ。




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