vol.7
2012年5月13日

ルネッサンスの華 フィレンツェ

[イタリア]

vol.8
2012年5月20日
vol.6
2012年5月6日
ルネッサンス文化の薫りが
いまも街中を漂い続ける偉大な都市
■世界遺産登録名/フィレンツェ歴史地区
 画家ジョットが設計した高さ84.7メートルの鐘楼に登って、フィレンツェ市街を一望してみた。ひときわ目をひくのは、「花の聖母」の名を冠した大聖堂の円蓋部分。その向こうに、レンガ色の屋根の連なる古い街並みが広がっている。
 この街こそ、西欧の芸術に一大転機をもたらす中心地となって、ルネッサンス文化の大輪を咲かせた自由都市だ。徒歩でもまわれる街の中に、主な美術館や教会だけでも50以上。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」を所蔵する美術館、メディチ家が収集した古文書一万冊が収められた館、写本が並ぶ中世の図書館や僧房を見学できる元修道院など、往時の芸術・文化の薫りを満喫することができる。
 フィレンツェは文化が凝縮された街。何に出くわすかわからないから歩くだけでも楽しい。5枚目の写真は、撮影を終えた夜明け前、ぶらぶらと散策しながらシニョーリア広場に差し掛かったときに出会った光景だ。ふと見ると、海人ネプチューンとライオンがあたかもにらみ合い、対峙しているようではないか。その構図がおもしろくてカメラを構えた、わたしのお気に入りの一枚である。




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