vol.8
2012年5月20日

ロワール渓谷の古城

[フランス]

vol.9
2012年5月27日
vol.7
2012年5月13日
豪奢な城館が競うように建ち並ぶ
フランス宮廷文化の新天地
■世界遺産登録名/シュリー- シュル- ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷
 世界遺産に指定されているのは、シュリーからシャロンヌまでの約200キロメートルにわたるロワール河流域一帯。この広大な地域に、洞窟式住居や中世の城塞、ルネッサンス期の城館、古刹の修道院など、無数の歴史的建造物が散りばめられている。
 戦いに敗れた王族がパリを追われ、この地に身を落ち着けたのが発端となり、平和な時代が訪れると、ロワール河流域には王侯貴族たちによる未曾有の建築ブームが起こった。部屋数440室を誇るシャンボール城やロワール河の支流をまたぐように設計されたシュノンソー城など、個性的な城館が次々に建設されたのである。また、ジャンヌ・ダルクがフランス国王と対面した城、レオナルド・ダ・ビンチが余生を過ごした城などもロワール渓谷に残っている。
 わたしが初めてシャンボール城を訪れたときは全面改装中で、2度めは悪天候に撮影を阻まれた。文字どおり3度めの正直となる今回は、一日中撮影するつもりで城の目の前にあるホテルに陣取った。
 そのかいがあって、開門前の朝早い時刻に広い庭で乗馬を楽しんでいる人たちと遭遇することができた。写真から、少しでも往時の華やかな頃の雰囲気を感じてもらえればうれしい。




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